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お知らせ

2020.2.28
2020年度埼玉県公立入試問題の分析(学習塾トーゼミグループ)

2020年度入試 各教科の難易度などについて

【まとめ】(教務部長 並木貴弘)

受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。今年の入試は、科目によって配点や出題のされ方などに若干の変更はあったものの、基礎基本を大切にしてきた生徒がしっかり点数が取れる入試であったと言えます。全体の平均点は昨年より上がるのではないでしょうか。各高校のボーダーラインも昨年より高く見ておく必要があるでしょう。

今年の入試は倍率を見ても、今まで高倍率であった高校が大きく下がったり(所沢北、市立川越など)、今までよりも倍率が大きく上がった高校(川越総合など)があったことも大きな変化と言えるでしょう。

【英語】

共通問題ではリスニングの問題傾向は例年と同じだが、No.6No.7の順番が入れ替わりました。また、学力検査問題例年出題されていた5文の英作文が変更されました。英作文は大問4の問7で2文、大問5の問3で3文に分かれて出題された形になります。難易度は、昨年平均が例年と比べ低くなったのに対し、今年は難問が見られないことから上がることが予想されます。

学校選択問題では問題形式には大きな変更はありませんでしたが、大問2の問22文以上の道案内を書かせる問題は新傾向と言えるでしょう。難易度は、昨年とほぼ変わらないと思われます。

大問4の英作文は出題英文がより長くなり、例年、考えを問う問題だったのが、「何をするか」という問題に変わっていることも変更された内容と言えます。

【数学】

学力検査問題は,昨年度のデザインから大きく変更されました。昨年度51点(12問)だった大問1が65点(16問)になり,より基本的な問題が多くなりました。他の大問でも難問は見られず,どれだけミスなく正確に解くことができるかの争いになるでしょう。

 学校選択問題は,昨年度と同じ平面図形,関数,空間図形を含めた大問5つの非常にバランスの良いデザインでしたが平面図形と関数の大問が易化しており,これもミスなく解くことのできる正確さが得点を伸ばすカギになると考えられます。上位校を目指すのであれば,今後も空間図形の対策が必須になるでしょう。

【国語】

大問1の小説から大問5の作文まで、全体の構成は例年どおりでした。文章量が多く、かつ長いので、時間配分に注意が必要な点もこれまでの傾向と同様です。

大問1の小説は、長さは例年どおりであり、受験生と同年代の生徒を主人公にした、過去に出題された多くの入試問題と共通する傾向の作品でした。

大問3の説明的文章も、難解な用語はほぼなく、読みやすいものでした。テーマも「人間と自然との関係を問い直す視点」に関するものであり、典型的な「現代文」として同種の文章に触れたことのある中学生は多かったのではないかと思われます。

どちらの文章も、設問自体はそれほど難解ではありません。しかし、大問3の最後の記述問題については、正答への誘導が乏しく、解答のばらつきが大きいことが予想される上に、はじめて「7点」という高めの配点が与えられたため、上位の高校などではこの問題で点数を稼げたかどうかが重要になってくるかもしれません。

大問4の古文は、文章自体が短く平易なものでした。あせらず丁寧に解けば高得点も望めるでしょうが、終盤に位置する問題であるため、冒頭に述べたとおり時間との勝負になったかもしれません。

大問2で出題された漢字や文法、知識事項については、昨年同様、基礎的なものが中心でした。手紙の内容や形式に関する出題が久々に見られ、入試がかつての40点満点から100点満点に移行してからの出題の多様化を思わせます。

大問5の作文は、県内在住者を対象にした「埼玉県の魅力」に関する調査結果をもとにした出題でした。「『地域の魅力』について考えを書く」という出題の仕方を見落とさず、きちんと資料に基づいて考えを書ければ、多くの受験生にとって、ある程度の得点が望めるところでしょう。

全体を通じて、長めの文章を用いて記述も含めた総合的な実力を問うという傾向は長い間変化していないので、読む速さ・解く速さを上げつつ、時間配分に注意する対策が求められると言えるでしょう。また、出題内容を決めつけた対策を行うのではなく、教科書を通じて学習したことは幅広く見直しておく必要があります。

 【理科】

問題数は例年どおり計32問、出題スタイルも変更はありませんでしたが配点については変更がありました。今までの入試では、大問5題の配点は均等に20点満点となっていましたが、今年は大問1が24点満点(2点問題がなくなった)、大問2~5が19点満点となり、受験生にとって絶対点数を落とせない大問1の配点が高くなっています。基本をしっかり身につけていた受験生は、有利になったのではないでしょうか。

また、内容についても昨年は計算問題が例年の倍以上になったことや、途中過程を記述する問題が2題出題されたりと傾向が変わる可能性も考えられましたが、今年は昨年と比べ、途中過程を説明する計算問題の出題はなく、基本的な問題が多い印象があります。受験生にとっては解きやすい問題が多かったのではないでしょうか。

最後に、昨年もそうでしたが、高得点を取るためには、文章を記述するための能力を早い段階から身につける必要があります。

【社会】

昨年、一昨年と比べ、要求される知識の幅が広がったといえます。教科書でいえば太字以外の部分からの出題が目立つようになったという印象です。記述問題にもその傾向はあらわれていて、そのかわりに構成や資料の活用が単純になっています。よって、例年だと記述問題でついたと思われる差は小さくなっていると推測されます。

 

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